メディカルスキンケアとは?
一般的に呼ばれている「スキンケア用品」は薬機法に基づき、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」のどれかに分類され、効果・効能の範囲が異なります。
「医薬品」とは、病気の「治療」を目的とした薬のことで、厚生労働省より配合されている有効成分の効果が認められたものです。
その医薬品を使ったメディカルスキンケア治療では、オンライン診療でも安心して診療を受けていただけるよう、医師がしっかりとお肌の悩みに向き合い、内服薬と外用薬を気になる症状に合わせて処方します
治療回数・期間について
3ヶ月~半年以上を目安に内服することで効果が実感でき、内服を続けることでシミ予防や美白効果、ニキビ予防につながります。
長く服用を継続することをオススメします。
このような症状に
こんな肌のお悩みに当てはまる方におすすめです
・化粧のノリが悪くなってきた
・美白になりたい
・市販の商品だと効果をイマイチ実感できない
・すっぴんでも自信を持ちたい
こんな症状に当てはまる方にもおすすめです。
ニキビ 皺・たるみ シミ・肝斑 乾燥 脂っぽさ
内服薬とは?
身体の内側からアプローチしていく、肌のコンディションをしっかり整えたい方におすすめの治療方法。毎日服用することで、美肌効果の実感・維持が得られやすいと言われております。
一般市販薬やサプリメントとは違い、医師の診断の下でしか処方できない医薬品は、高い効果が期待できます。
内服薬の種類と効果
シナール(ビタミンC)
主成分であるアスコルビン酸(ビタミンC)はシミの原因となるメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐと共に、ハリのある肌に欠かせないコラーゲンの生成を促進します。
ユベラ(ビタミンE)
体内の血流を改善し皮膚の新陳代謝を高めることで、お肌のターンオーバーを正常化し、色素沈着やシミ、そばかすを改善します。
トランサミン(トラネキサム酸)
肌内部での炎症を抑制することで、シミの原因であるメラニン合成を抑制します。 特に肝斑に対してはトラネキサム酸の内服が第一選択として推奨され、レーザー治療より優先されています。個人差はありますが、治療効果は1〜2ヶ月後に現れます。
ハイチオール(L-システイン)
ハイチオールの成分であるL-システインはたんぱく質を構成するアミノ酸の一種で、皮膚代謝(ターンオーバー)を正常化する作用や解毒(抗酸化)作用、体のエネルギー産生をサポートする作用があるとされています。
特に皮膚については、色素沈着に関与するメラニン色素の生成をおさえたり、メラニン色素の体外排出を促進したりする作用があるため、L-システインとビタミンC・ビタミンB群を配合した市販薬がしみ・そばかす対策として多数販売されています。
また、L-システインにはアルコール脱水素酵素・アセトアルデヒド脱水素酵素を活性化する作用もあるため、市販薬のなかには二日酔いの改善に適応を持つものもあります。